Cerpass DGE™

Cerpass DGE は、サンゴバンが提供する高性能シーデッドジェル研磨材シリーズの一つであり、業界をリードする鋭利さと微細構造を兼ね備えたセラミックス砥粒です。極めて均一なサブミクロン結晶から構成されるナノ構造は、応力が加わることで微細破砕を起こし、常に新しい切削エッジを露出させることで、優れた切削性能と長寿命を実現します。

Cerpass DGE は、当社が世界的に特許を取得している成形技術によって極めて高い角度を持つ粒子形状を実現しており、Cerpass XTL と同様のナノ構造を採用しています。この独自の形状と構造により、Cerpass DGE は精密研削や焼結ボンドシステム、重研削用途のコーティング研磨材、さらには微細仕上げなどの低荷重・難削材用途において、非常に高いパフォーマンスを発揮します。

特に低荷重での使用に最適化されており、加工時の発熱を抑え寸法精度を高めることで、ワークピースの焼けやチャタリングの発生をほぼ排除します。同一条件下で競合製品と比較した場合、Cerpass DGE はより低い力で高い性能を発揮し、加工効率と品質の両面で優位性を示します。

さらに、Cerpass DGE は製品寿命全体を通じて安定した低消費電力で稼働することが確認されており、競合製品が鈍化することで必要となる電力増加を回避できます。これにより、同じ作業をより少ないエネルギーで達成できるため、Cerpass DGE はエネルギー効率に優れた研磨材として、持続可能な加工環境の構築にも貢献します。