サンゴバン諏訪工場で使用する電力を100% CO2フリー化【機能樹脂事業部】

2024年04月23日

 

サンゴバン株式会社 機能樹脂事業部 諏訪工場では、2023年12月にカーポートソーラー設備を導入し、工場全体で使用する電力の約13%をCO2フリー化しました。2024年4月より、CO2フリー電力「Greenでんき」に完全に切り替えることで、オフィスおよび生産現場で使用されるエネルギー(Scope1および2)の100% CO2フリー化を実現し、年間715トンのCO2排出量の削減を見込んでいます。

 

ソーラーパネル
サンゴバン諏訪工場のカーポートソーラー設備
グリーンでんき
「Greenでんき」の購入証明書

 

 

 サンゴバングループは、事業活動の目的(パーパス)に “MAKING THE WORLD A BETTER HOME” を掲げ、グローバルで環境保全に力を入れており、2030年までにScope1およびScope2のCO2排出量を33%削減、2050年までに実質ゼロにする目標を掲げています。

 諏訪工場が属しているモビリティビジネスユニットでは、Scope1およびScope2のCO2排出量を2030年までに実質ゼロ(ネットゼロカーボン)とするグループの目標よりさらに高い目標を掲げており、今回の中部電力ミライズ株式会社様との「Greenでんき」の購入契約はその取り組みの一環となります。

 サンゴバン株式会社  諏訪工場では、2023年12月にカーポートソーラー設備を導入し、工場全体で使用する電力の約13%を既にCO2フリー化しており、今回のCO2フリー電力「Greenでんき」への全量切り替えにより、オフィスおよび生産現場で使用されるエネルギー(Scope1および2)の100% CO2フリー化を前倒しで実現することとなりました。

 今後は生産効率の改善や建物・空調の省エネ化を進めることでのエネルギー消費の低減を更に進めるとともに、間接的なCO2排出(Scope3)についても、より環境負荷の低い原材料や副資材への切り替えや、輸送時のCO2排出の低減に取り組み、持続可能な生産活動の実現を通じて地球環境保全に貢献していきます。

 

サンゴバンのカーボンニュートラルに関する取り組みはこちら

 

 

サンゴバンについて

サンゴバンは、建築、輸送、医療、その他の産業用アプリケーション市場向けの材料およびソリューションを設計、製造、販売しています。継続的なイノベーション・プロセスを通じて開発された製品は、私たちの住まいや日常生活のいたるところに見られ、持続可能な建築や資源効率、気候変動の課題に取り組みながら、快適さや高い性能と安全を提供しています。この責任ある成長戦略は、“MAKING THE WORLD A BETTER HOME(世界をより良い家にする)” というサンゴバンの目的に導かれており、世界をより美しく持続可能な生活の場所にするために日々行動するという、全社員が共有する強い意志に応えています。