高耐熱製品 | Saint-Gobain

高耐熱ガラスクロス、シリカクロス、ニードルマット

ガラス長繊維を扱うアドフォース事業部では、アラミド、ガラス、バサルト、シリカファイバーを用いて高耐熱のクロスやニードルマットを製造しています。

350～1,200℃の高い耐熱温度により、熱源の熱損失を抑える断熱目的、振動や音を軽減する振動抑制、吸音目的、周囲の人や機器を守る安全・性能維持目的などに用いられます。

EVバッテリーの熱暴走対策として開発された耐熱クロスです。

ガラスまたはシリカのニードルマットを芯材として、それをガラス織布やマイカスクリムなどで挟んだ多層構成クロスです。

高い耐熱性に加え、無機物由来の化学的安定性、高い引張強度・断熱性を有しています。

自動車以外にもバッテリースワップの電池内、また固定型蓄電池内でも採用が進んでいます。

産業用フィルターのろ材向けニードルマットです。

アルカリ含有量の高いCガラスを原料とし耐酸性と500℃の耐熱性を有しており、酸性で高温の流体のろ過に適しています。

300～2,500 g/㎡の目付と3～30 mmの厚みを取り揃え、多様な需要に対応可能です。

グラスファイバーやシリカファイバーを織りクロス状にした後、様々な特殊コーティングを施し、耐熱性や耐摩耗性、引張強度などを高めています。

保温ジャケットの内外層、防煙・防火スクリーン、溶接火花除けクロス、船舶の耐火床、太陽光発電の防火対策など幅広い用途で用いられています。

グラスファイバーやシリカファイバーをニードルマットにしています。

最高1,000 ℃まで耐え熱伝導率が低いため、高温環境での断熱材として用いられます。

保温ジャケットの芯材としてエネルギープラントや船舶の現場などで広く採用されています。