安全、環境への取り組み

EHS憲章
すべてのサンゴバン・グループの拠点に以下のEHS憲章(環境、健康、安全)が掲示されています。
- 業務関連事故ゼロ
- 職業性疾病ゼロ
- 環境事故ゼロ
- サンゴバンの活動による環境負荷の最小化
サンゴバンが現在採用している品質およびEHS管理は、ISO 9001、ISO 14001、OHSAS 18001 の規格を満たしています。
そして以下のような健康と安全の確保、作業環境の改善を行います。
- サンゴバンEHSトレーニング マトリックスに従い、スタッフ全員に訓練を実施します。
- プロセス、機器、製品およびすべての投資対象の変更や開発する場合は、必ずEHSリスクを評価し、EHS規格に準拠します。
- 各代表は、健康ポリシーの実施に対する行動計画を必ず作成します。

環境への取り組み
サンゴバンは環境負荷に関して以下5つの主要な課題に向き合います。
- 原料と廃材
- エネルギー、大気放出、気候変動
- 取水と排水
- 生物の多様性と土地の利用
- 環境事故と公害
住環境と建築市場における世界的リーダーとして、サンゴバンは省エネルギーや環境保護といった課題に対して革新的なソリューションを提供いたします。サンゴバンの純売上高の約30%および営業利益の約40%は、省エネルギー、クリーン・エネルギーの製造、環境保護に対するソリューションに関するものです。
そして製品を通じて次のような事業で貢献しています。
- 建築物による環境負荷の軽減
- 再生可能エネルギーの推進
- 水循環の管理
- クリーン車両の設計
- 環境問題に関する意識の向上
社会貢献への取り組み

国際社会へのコミットメント
サンゴバンは、2003年に国連グローバル・コンパクトに参加することで、サンゴバンの行動と活動の規範に則り、企業の社会的責任を果たすことをコミットしました。
2009年1月には、国連グローバル・コンパクトに対するサンゴバン・グループのコミットメントをさらに強化する意思表示として、国連ミレニアム開発目標の一環である、ケアリング・フォー・クライメイト・ステートメント (Caring for Climate statement) および水資源保護 (Water Resource Protection) に関する CEO Water Mandate に署名しました。
また、世界人権宣言の60周年の記念日である2008年12月10日には、国連主導の構想である人権に対する管理支援の宣言に署名しました。
そして、2019年9月23日に国連グローバル・コンパクトの「Business Ambition for 1.5°C」の誓約に署名しました。2050年の目標に向けて前進する中で、私たちはより多くの事業分野で炭素を削減し、この期間に成長による排出量の増加分も相殺するというコミットメントを掲げ、それぞれの中間目標をより意欲的に行うよう努力しています。

持続可能な開発目標(SDGs)
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
サンゴバン・グループは国連グローバルコンパクトの一員として、SDGsをはじめとする国連の掲げる目標の達成に向けて活動を推進しています。
また、サンゴバン・グループでは、2050年までにカーボン・ニュートラルにコミットすることを宣言し、脱炭素社会の実現に向けてESGリーダーとして取り組みを進めています。

CSR(企業の社会的責任)
CSR(企業の社会的責任) に対して、サンゴバンは以下5分野で方針を示しています。
- 持続可能な建築物の創出
- 改築や新築、商業や居住ビルなど異なるニーズに対して、成熟した国々ならびに成長著しい国々双方の多様な市場を考慮し、柔軟に対応します。
- 持続可能な建築物を例外ではなく標準とすることを目標としています。
- 環境負荷の制限
- 製造過程を通して、各現場のエネルギー効率の改善、天然資源 (とりわけ、水) の保護、大気放出の削減および廃物のリサイクルを実現することを目標としています。
- 従業員の機会と安全の確保
- 人材活用の方針として、人権の尊重、男女均等、多様性、社会との対話、昇進を重視する文化を築いてきました。
- 従業員の機会と安全を確保することにより、仕事場での活動に意味をもたらし、成果と達成感を引き出します。
- 地域社会の開発支援
- 雇用受け入れ区域の社会的および経済的発展を推進することに加え、地域奉仕プログラムも展開します。
- バリュー・チェーンを超えた活動
- 持続可能な開発という課題に対し、関係者を啓発し、お客様、パートナー、仕入れ先および一般市民と共に、模範的な実践に取り組むという特別な責任があります。
- 持続可能な建築に関わる専門団体に加盟しています。

サンゴバン財団
サンゴバン財団は、その社会貢献活動の一環として、自社の戦略と一致する分野で非営利活動を支援するために設立された企業財団です。2008年の設立以来、約430万ユーロの予算が割り当てられており、世界20ヶ国で54のプロジェクトが承認されています。
支援プロジェクトの種類
3つの目的のうちいずれかに一致したものを支援します。これは、若者の職業訓練、困難を抱える人々を受け入れる施設の建築や改装(住居、学校、ケアセンター等)、そしてそれらの建物に省エネや環境保護の考えを取り入れることを目指したものです。
- 住宅分野の仕事の通して行われる若者の職業訓練
- 困難を抱える人々向けの住宅の建築・改築・改装
- 困難を抱える人々向けの住宅の省エネ・環境保全
支援組織
協会、NGO、基金等の非営利目的の団体
対象地域
後援者とプロジェクトの地域的なつながりを強めるため、サンゴバン・グループの拠点がある地域であるかを重視します。
社内支援
現地においてプロジェクトを完成に導くために重要であるチームのコミットメントを高めるため、サンゴバン・グループの従業員の支援を受けていることが重視されます。
技術的な実現可能性
技術面においてプロジェクトの実現が可能か否かもグループの専門スタッフにより評価されます。