研究開発

サンゴバンは持続可能な住環境づくりを事業目的としています。そして、そのために取り組んでいる研究開発および技術革新は、確実な成果を上げており、クラリベイト・アナリティクス 「世界で最も革新的な企業100社」として6年連続で選ばれています。サンゴバン・グループは、今後も研究開発に対する投資を続け、技術革新におけるリーダーの地位を維持、拡大をはかるとともに、卓越したパフォーマンスとサービスを提供していきます。

サンゴバン・グループの取り組み

(2017年3月現在)

増加し続けるエコイノベーション対応の製品およびソリューション

エコイノベーションに対するサンゴバンのコミットによる市場での成功例として、Saint-Gobain Glassの Miralite Revolution 無鉛鏡、Pont-à-Moussonの BluTop 軽量パイプおよび Verallia のエコデザイン EcoVa ボトルをあげることができ、これらは世界中で販売されています。もうひとつの例として、weber.pas の上面被覆と組み合わせた weber.therm A 200 複合外壁断熱システムがあり、ベスト・エコイノベーション製品に与えられるドイツ連邦環境省の Bundespreis Ecodesign 2012 アワードを受賞しました。

日本国内での取り組み

NIMS - サンゴバン先端材料研究センター

2010年6月24日、サンゴバン株式会社は国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)と、「NIMS Saint-Gobain Center of Excellence for Advanced Materials」設立のCOE連携契約を締結し、同年9月6日、NIMS-サンゴバン先端材料研究センターがNIMS並木地区内に設置されました。

国際共同研究ユニット「LINK」
(Laboratory for Innovative Key Materials and Structures)

2014年10月、サンゴバン社とフランス国立科学研究センター(CNRS)、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)は、日仏間の材料科学・材料工学の交流・融合と、それに基づくイノベーションの実現を目指し、新しい国際共同研究ユニット「LINK」(Laboratory for Innovative Key Materials and Structures)を開設しました。

 

LINKでは、新しいナノ構造を持った物質について、その物理的・化学的な性質の解明という学術的な研究を進めるとともに、そのナノ構造を産業社会において活用するための探索的な応用研究が進められます。